グランデータの値上げ(2022-2023年)

エネルギー

グランデータの電気料金の高騰には、本当に驚いています。

私も2022年の6月からグランデータを契約しました。

経緯

その経緯というものは、2021年から利用していたエルピオ電気という新電力会社が火力発電の燃料である液化天然ガスの価格高騰により事業廃止してしまったことで、すぐに次の電力会社を探していたところ、電気単価が安いこのグランデータに辿り着きました。

(はっきりとは覚えていませんが、エルピオ電気がこのグランデータをおすすめしていたかも?)

これが全ての始まりです、、、

電気代の上昇

特に電気代が上昇したのは、2022年の10月です。

それまでの電気単価は、29~30円/kWhが相場でしたが、この月から急に43円/kWhに値上げしました。

14%程度の値上げです。

ただ、このときは少し上がってるなあ、くらいしか感じていませんでした。

しかし、11月は47円/kWh、12月は50円/kWhとエルピオ電気契約時の電気代26円/kWhと比べると約2倍までになりました。

流石にまずいと思い、12月頭ころに電力会社の切り替えを申請し、無事に1月からは関西電力に切り替えることができました。

このビックリするような値上げ、

何が原因かというと、電気料金の中の「燃料調整費」という項目です。

燃料調整費とは、簡単にいうと電気を作るための燃料の価格によって上下する項目です。

コロナ禍やウクライナ情勢、円安など様々な要因から燃料の調達が困難となり、

その費用が高騰したことで、電気代も高くなったということです。

これを踏まえるとその影響を受けるのは、電力会社全てになりますが、グランデータは、その上昇額が明らかに大きかったのです。

現在問題視されているのはその部分です。

関西電力と比較するとその差は歴然です。

(関西電力は、従量電灯Aプラン15kWhを超える分)

12月で比較すると10倍以上です。

本当に痛い勉強代です、、、

電力会社を選ぶ際に、市場連動型はやめておいた方がいいという知識は持っていました。

市場連動型は、日本卸電力取引所(JEPX)の価格に連動して電気料金の単価が決まるプランのことです。電気料金の高騰がリスクとなります。

グランデータはこれに当てはまらないので安心していましたが、燃料調整費という落とし穴がありました。

今回の件で、電力などインフラ系は大手にしておくのが無難なのかなと思っています。

そもそもの原因は、コロナウイルス蔓延というこれまでの歴史の中でも大き事件です。

これがなければ新電力でも問題なくハッピーに利用できていたんですよね。

返金への動き

2023年3月時点の動きとして、高額な請求余儀なくされた方々が立ち上がり、

返金の要求へと動いています。

一部返金対応があった人は、約款の変更の旨を記載したハガキやメールを受け取れなかったことがグランデータで確認できたケースです。

それ以外の人への返金は断固として受け付けないというスタンスを貫いています。

私も返金を求めて、さらにはグランデータの誠意を確認するべく電話してみました。

30分程度粘りましたが、法律的には問題ないとのことで返金は拒否されました。

多くの人が問い合わしているのでしょう、電話対応の女性は訓練されたかのごとく定型文をいくつも用意していました。

電話代を無駄にしましたが、グランデータの現状のスタンスがよくわかりました。

今現在も返金を求めて戦っておられる方もおられます。

私もその行動を応援するとともにグランデータの今後の行く末を見守っていきたいと思います。

電力会社変更方法

ちなみに電力会社の変更方法ですが、変更先の電力会社のホームページなどから契約し、手続きが完了すると自動的に契約が切り替わります。

特に変更前の電力会社にて解約などの手続きは不要なので、変更手続き自体は簡単です。

今回私は、グランデータから関西電力に乗り換えた際、切り替えまでに2ヶ月ほどかかりました。

2022年の11月ごろでしたので、他の新電力も燃料調整費が高騰し、大勢が大手電力会社への乗り換えに踏み切っていたみたいです。

当時、今すぐにでも関電に乗り換えたかったので、電話でも問い合わせ、切り替えの状況を逐一確認していました。

感触として、電話にて要望を伝えることで若干優先して手続きをしてくれていたような気がします。

私の勘違いかもしれませんが、、、

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