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受験遍歴
私は、2級合格後に準1級は受けずに、1級を受験しました。
結果、1回目の受験で合格しました。
準1級を受けなかった理由は、単純に受験費用がもったいないと思ったからです。
試験結果
私は、2017年に1級を受験しました。
結果は以下の通りです。
受験前は全ての項目でそれなりの自信はありましたが、作図能力問題ではギリギリとなってしまいました。
![](https://mechanicaldesignerblog.com/wp-content/uploads/2023/03/スクリーンショット-2023-03-27-23.22.32.png)
1級に合格した勉強法
受験当時は、3次元CAD利用技術者試験の受験体験記などが書かれたブログはありませんでした。
私がやったのはとにかくシンプルです。
下記の過去問を購入し、繰り返し繰り返し実際にCADで手を動かしてモデリングの練習をしました。
特に2次元図面からの作図問題は、ほとんどの年度の過去問をやったように思います。それぞれ3回程度は繰り返し練習しました。
そして実際の受験では、過去問と似たような問題が出題され、過去問の重要性を感じました。
受験における注意点
受験会場のCADソフトとバージョンを合わせておく
私が使ったCADソフトは、大学のPCに標準でインストールされていたSOLIDWORKSです。
しかし、大学のSOLIDWORKSのバージョンがやや古く、実際の受験会場のバージョンは最新でしたので、やや苦戦しました。
微妙にコマンドの位置や操作方法が違っていたので、当日とても焦りました、、、
なるべくCADソフトのバージョンまで考慮して準備することをお勧めします。
受験申し込み
受験における注意点とはやや異なりますが、とにかく受験すると決めれば申し込みは早めにしておくのがベストです。
私は、申し込みなんていつでもできるから大丈夫と思っており、申し込み期限ギリギリまで申し込みをしていませんでした。
そしていざ申し込みをすると、なんと空いている会場が東北の岩手県のみでした、、、(私は当時西日本に住んでいました。)
受験申し込みは忘れずお早めに!
3次元CADを取得したメリットは?
現在、大手電機メーカーで設計者として働いていますが、この資格が役立ったというシーンは今のところ訪れていません。
もちろん公的な資格ではありませんので、そもそもの認知度が低く、知らない人がほとんどです。
ただ、ココナラなどで自分のスキルを販売する際、その一つのアピールポイントとして利用することは可能です。
もしかすると企業によって、職種によって、この資格を条件にしていたり、推奨されている可能性は否定できません。
私は、今のところ見たことはありません。。。
趣味程度と割り切って本資格を取るのをお勧めします。
大学時代、「自分はこれから設計でお金を稼ぐ!」とモチベーションが高かった私は、なんとかそれを形にしたいと思い、この資格の受験に至ったのだと思います。
資格にこそ価値はあまりないかもしれませんが、この資格にチャレンジしたプロセスは、今後の自分自身を後押ししてくれると信じています。
ぜひ皆さんも気が向いたら受験してみてください!
合格した時は、すごく嬉しかったですよ!!!
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